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平熱

ヘリで迎えに来てほしい

アイドル短歌

2016年夏は短歌を作って遊んでいたので、備忘録としてまとめます。


(しげおかくん)

しおからいしぶき額に一目散背中は遠く8月の獅子  


いつだって36度5分だけどしかたないよね偶像だもん 


夜だけは真っ暗闇で眠らせて ぼくはそんなにきれいじゃないから  


(はまちゃん)

痛みさえうれしいもっと刺してくれ(籠の外だけ許された権利)   


(流星くん)

なにもない ないしかないし ないがある そこで待ってるたばこをふかして


蜃気楼ゆらぐ視界がちょうどいい 遠近感はわからないでいい 


(のんちゃん成人おめでとう)

あやうさと引き換えぼくは手に入れた 自由と権利、少しだけ義務 


アテンションプリーズここは最果てです あすへ行けません ご容赦ください 


魔法がかかったわけでもないのだし育つ世界はやさしくあって 


(こたきくん)

ピッ、ごとり 君は路傍の光る機械より大きい見たことないけど


(じゅんたくん)

ふはいする 腐り敗けると書くけれど 溶けた桃はぴりりと甘い  


(あきとくん)

はらわたをかっさばいてかきだしてあいたところに愛をちょうだい 


(ばっどのふたり)

たましいの弱く柔いとこ あえて触れて痛みに慣れさせてくれ  


(ついんのふたり)

なつ至る 伸ばした指に触れた背はひとつき待たずにまた離れてく


(another)

もろさとは浮いたあばらや体躯じゃない心に巣食う記憶のことだ/キョウヘイ


太陽を知らないぼくらはこの夏も34回生きては死ぬよ


(文一くん)

船はない海に土捨て陸にする 靴紐を締めろ砂利が入るぞ 


(デビュー組)

振り向くと足がもつれて転ぶから扉閉めますご注意ください



来年も作りたいです