平熱

ヘリで迎えに来てほしい

ボクらにみるジャニーズWESTとファンの関係性


「君は君のために生きるんだ ぼくは君の陽だまりになる」


こんなに優しく、ファンとアイドルの関係性を提示した歌詞は他に類を見ないと思います。

ジャニーズWESTのファンはもちろん、メンバーも好きだと公言するこの歌詞。私もご多分にもれず大好きです。この歌詞は優しい優しい牽制だと思うのです。


ファンにはファンの人生がある。

アイドルに傾倒するあまり他のことが手につかなくなったり、アイドルを生きる意味にするのではなくきちんと「君」の人生を生きてほしい。その上で「ぼく」は陽だまり=あたたかく心安らぐ場になる、ということです。

陽だまりというのは誰かにピンポイントに与えるものではないです。あくまでも「場」であり、我々ファンは陽だまりを「享受」する。

例えると、降りしきる雨のなかで傘を差し出してくれる愛=庇護される、特別視される一対一の愛ではなく、一対不特定多数の愛の約束なのです。ファンは彼女、ファンと付き合っていると公言する、傘を差し出してくれるタイプのアイドルもいます。それはその方のアイドル像であり、愛の形です。


私は、大勢に手を振るような、陽だまりという形で愛を約束してくれたジャニーズWEST、もとい、このパートを歌っている重岡くんに感服しました。

このパートを小瀧くんは自分が歌いたかった、なんでしげなん、と冗談めかして言っていました。もちろん素敵、小瀧くんのあま〜い歌声で聴きたい。だけど私は、この歌詞は重岡くんが歌ってこそ発揮する意味があるのだと、そう思うのです。


総じてさくらももこ氏が天才だということです。アイドルの追いかけをしてただけあってファン心理の造詣が深い…。