平熱

ヘリで迎えに来てほしい

2016年松竹座 anotherのキョウヘイについての考察

去年の夏休み、1公演だけ奇跡的に当たったAnotherを観に松竹座へ行ったんです。若いエネルギーがあのけして大きくはない舞台に充満していて、それは息苦しいくらいで。その時に書いた考察がiPhoneのメモから発掘されたので(わたし自身これを書いたことはすっかり忘れていて新鮮な気持ちで読んだ)、以下はその考察です。




ポケットに今日の日の痛みをねじこむ


これ、キョウヘイは痛みを忘れていったん置いておこうとはするけど、捨てようとはしないんだよね。痛みを携帯したまま、背負ったまま生きようとする。 「痛みをねじこむ」っていう比喩表現は、心を落ち着かせるために擬似的にそうしたと思い込んで自分に大丈夫だと言い聞かせてる。結果としてポケットが痛みでいっぱいになって、それ以上にうまれる痛みを持て余してしまって死を選んだような気がするんだな。

キョウヘイはずっと、「お母さんとお兄ちゃんと前みたいに暮らしたい」って言ってて、多分思い出を大切にしていて変化を嫌うタイプの子なんだろうと思う。悪く言えば環境に適応しにくい子で、島での暮らしがつらかったんだろう。


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痩躯の恭平くんがこの役を演じていたのが切なくて、それゆえガンガン感情移入してしまったのを思い出しました。
Jr.は不確定要素が多くて、未来が約束されてないじゃないですか。グループの結成も解体も、言い方悪いですけど推されも干されも、デビューできるのかできないかも、当人たちはもちろん応援してる人のだれもわからない。普通の男の子に戻る選択肢も常に側にあるわけです。デビュー組にはない刹那的なきらめきや焦燥感がJr.の魅力であり、怖さなのかなとヒシヒシ感じました。一回一回の現場大切にしたいです、、
今年も少年たち観に行きたいです〜〜〜。